時間というものはただの出来事の順番らしい
時間というものは存在しないらしい
これは振り返って見れば分かる
俺がぼーっと過ごした10秒とウサインボルトの全速力の10秒が同じ時間な訳がない
バスケットボールの試合の白熱した時間は密度が濃く あっという間に過ぎるけど 後で振り返って見れば濃い濃密な時間だということがわかる
遊園地の時間も楽しい時間はあっという間に過ぎるけどいつまでも思い出に残る
苦痛な仕事は時間が経つのがすごく遅く感じるけど終わってみれば空虚な時間だなというのがあったりする
30キロの長距離走の6時間は永遠のように長かった
どれも同じ時間だ 10分は10分 1日は1日
でも心で感じる感じ方は違う
つまり時間とは 心の中にある 心で感じる感じ方なんだ 心で感じる感じ方によって伸び縮みする
山王戦の残り10秒の音のないプレイがいつもの10秒じゃないように
感じ方は心で変わる
だから時計だけを気にして時間の節約だけを考えていると 時間の扱い方が疎かになって時間は盗まれたようにあっという間になくなる ミヒャエルエンデのモモの時間泥棒だ
逆に心から今を楽しめば時間は濃密になり楽しい時間はすぐ過ぎても後から振り返って時間が長くあるように感じる
時間を大切にってよく言うけど 本当に大切なのは時計上の時間ではなく 心で感じる時間なんだと思う だから好きな仕事をするってのは時間を大切にすれば大事なことなんだと思う
嫌いな仕事なら時間が苦痛で空虚になり思い出もなくなり振り返って感じる時間もなくなってしまう
時計にとらわれない時間の感じ方のキーワードは
心にある
心を大事にするのが霊主体住の生き方で生きがいのある濃密な時間のある生き方なんじゃないかと思います